不登校の子どもは授業中うたた寝をしない子が多い?

以前読んだ本に
『不登校になる子の中には休むことが苦手な人が多い』
と書かれていて、なんとなく分かる気がしました。

私の子どもはそうでもありませんでしたが、私自身を振り返った時
「先生が一生懸命授業をやってくれているのに、寝るなんて失礼なことしたら傷つけてしまう。」
と思っていた時期がありました。

授業中に寝る=リラックスしている。
寝ない=人が気になる。視線を意識する。自分の事を言っているか気になる。
なんだそうです。
授業中にリラックスするなんてもってのほか!なんて意見も聞こえてきそうですが、実は集中するという事は、決して緊張する事とは違うんですね。
意識がそちらに向いた状態。
興味や好奇心が湧きだした状態。
それは「授業を受けなくてはいけない。」という強制された集中力よりも、リラックスしており柔軟な状態ですね。
居眠り

不登校になる子どもはまじめな子が多いと良く聞きます。
親の言う事、先生の言う事をよく聞き、ズルい事や甘える事を嫌います。
私の知っている不登校の子ども達は、長男長女が多いです。
責任感が強く、弟や妹の面倒を見たり、親を気遣ったします。
俗にいう「優等生」が多いですね。

でも、考えてみて下さい。
人間はそんなにできた存在ではありません。
ズルい心、醜い心。疑ったりさげすんだり、時には差別したり。
そんな弱い心を持っているのが人間です。

それが、長男長女で育つことによって、「優等生」の仮面をかぶらざるを得ない状況になる事があります。
本当は弟のように宿題をやらずにTVを見たり、妹のようにお母さんに甘えて抱っこして欲しい時もあったはずです。
偉そうに弟や妹を怒ったり叱ったりしている手前、自分の弱さを見せられないというプライドもあるでしょう。

勿論、長男長女はそういう環境になりやすいというだけで、全てがそうではありません。
要するに、オンとオフの使い分けを上手にできないと、いつも緊張した状態から抜け出せなくなってしまうという事です。
緊張→緩む
これが人間には必要です。

学校でうたた寝が出来ない子ども。
人の目が気になって、友達と笑っているときでさえ緊張状態にある子ども。
それは本当に辛いと思います。
更に、そんな自分の弱さを否定するあまり、「自分はこんなに我慢しているのに、周りに配慮できないやつらは最低だ。」と、偽りの怒りの感情を作り上げてしまいます。
常にイライラしている子どもは、そんな不満が心に蓄積されているのかもしれませんね。

その本には他にも、3か月ごとに鬱になる主婦の話が書かれていました。
その主婦はカウンセリングに通い始めてやっと「生れてはじめて居眠りができるようになった」と言われたそうです。
起きているときは朝から晩まで用事を片付ける。
ずっと緊張状態にあり3か月に一度鬱になる事で精神を保っていたそうです。
カウンセリングでのアドバイスは
「食後に1時間だけ目をつぶってみましょう。」だったそうです。
その後、その主婦は昼寝ができるようになり、次第に鬱状態が改善し、通院は終了したそうです。

人間誰しもオンばかりだと心も体も疲れてしまいます。
ことに子どもは、親の庇護のもとにありますので、家庭環境というものに大きく左右されてしまいます。
子どもにとっての「安全基地」の重要性。
改めて痛感しますね。

私も離婚した当初は「私の勝手で母子家庭になったのだからゆっくり休む権利なんて私にはない。」ぐらいの勢いで自分を追い詰めていました。
でもやっぱり体は疲れるので、たまにゴロゴロすると、たまらなく自己嫌悪に陥ったりしました。

オンとオフ。
心にも体にも重要な作業です。
親がオンとオフを上手に使い分ければ、子どももちゃんと真似をしてくれます。
まずは、親が率先して使い分ける。
一度、日ごろの生活を見直してみて下さいね。

また、週末になりました。
明日はオンですか?オフですか?
是非声も高らかに「オフ宣言」してみて下さい。
どうぞ、素敵な週末を。

(Visited 175 times, 1 visits today)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です