休み癖がつくとまずいね~親を苦しめる無神経な言葉とは?

私達が親から教えられ、今も子どもに教え続ける「人様にご迷惑をかけるな」という言葉。多くの日本人はこの自己責任で完結する生き方をベースに生きています。私もこの言葉に非常に弱い。自分が言うのは平気ですが、人に言われると心がざわつきます。
今日は私の体験談を元に「親が傷つく言葉」を検証しようと思います。

■「他の子も頑張ってますからね。」
子どもが不登校になって、子どもから「○○君が・・。」とか「あの時に・・。」と言うような話を聞く事があります。親にすると、せっかく本音を話してくれた!これが何かの進展に繋がるかも!と思って、学校側に報告すると「他の子もみんな色んな事に我慢しながら頑張ってるんですよ。」と言われるケースがあります。そう言われると、親は奈落の底に突き落とされますよね。「やっぱり私の子育てが悪いんだ。」「みんなできる事ができないうちの子は弱いんだ。」そんな風に感じてしまいます。そういう話じゃないんですけどね。

■「休み癖がつくとまずいね。」
休み癖って・・。この言葉、本当に良く聞かされました。言った人は悪気は無いのでしょうが、まるで動物を調教するようなニュアンスに辟易します。人間は確かに楽な方に流れます。大人だって嫌な会社は何か理由をつけて休もうとする人だっています。そこで大切なのは「休みたいほど嫌な環境」だという事に気付く事です。人は楽しい事や楽しい場所なら、休みを返上してでも関わります。自分にとっての学校の意味。仕事の向き不向き。根本的な問題を見ずして簡単に「休み癖」と言う人は、自分の力で人生を切り開く努力をしてこなかったのかもしれませんね。

■「来てくれないから、いつも一人になる子がいるんですよ。」
これは、先生が良かれと思って言ってくれる言葉ですね。「君はうちのクラスには必要な存在だよ。」と言ってくれています。ただ、行きたくても行けない状況がある時には「人様にご迷惑をかけている。」と感じてしまって傷つきます。ただ、先生の方も「安心して休んでいいよ。」なんてなかなか言えないでしょうし、難しいところではあります。もしこう言われたら「うちの子は元気で過ごしていますので、その子にも勉強頑張って・・とお伝え下さいね。」と言うのがいいのではないでしょうか。出会わなくても円満なコミュニケーションが築けるかもしれません。
コミュニケーション

■「給食だけ食べに行くなんてずるい。」
うちの子はそう言われるので、毎朝先生と連絡を取ってクラスの子達に合わない時間帯にこそこそ学校へ行ってました。たまたま発見されると決まって「ずるい!」そんな反応がありました。嫌な勉強は休んで、食べたい給食だけ食べに来るなんてずるい。子ども達の言い分は非常に子どもらしいです。もしそんな風に言われたらまず「ずるい・・は考えるからこそできる事。悪いとは違う。」と認識する事。そして、そのタイミングこそ「みんなと同じ行動をすることによっての将来、違う行動をすることによっての将来」を子どもと一緒に調べてみるのもいいかもしれませんね。子どもが憧れる人の生い立ちを調べるのもいいかもしれません。くれぐれも友達や学校に敵対心を抱くような誘導は避けましょう。

■「社会に出たら休んでたら生きていけない」
不登校に対して理解の無い人が良く言う言葉です。ちょっと嫌な事があったぐらいで休んでたら社会に出てから仕事なんてできない。こんな価値観の人と会話するとどんどん傷つけられてしまいます。まずは距離を取ることをお勧めします。その上で、その人は人生を我慢しながら生きてるんだと認識しましょう。正直、多くの人達は自分の幸福感を間違えて生きています。お金や物を所有する、お金を消費することを幸せだと思っています。不登校はそんな消費社会、競争社会が生み出した「人間らしくあろうと抗う」子ども達だと思います。好き・嫌い。やりたい・やりたくない。それに従って生きている大人はほとんどいません。なので、「社会は厳しい」「人生は苦しい」。そんな先入観しか持っていません。不登校と真正面から向き合うと、親の人生が大きく変わるのはこういった問題に向き合うからです。好きを突き抜けると、それは自分の武器になります。人生を笑顔で楽しんでいる人の話を聞きましょうね。

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以上。今回は親が傷つく言葉5つをご紹介してみました。
まだまだ悲しくなった言葉や傷ついた言葉はあったと思います。ただ、多くの親御さんがそうであるように、私もその場で言い返したりはできない人間でした。そもそも、後になって傷ついたことを知るような鈍感な人間です(笑)。心に蓋をして蓋をして生きて来たので、後になって一人悶々とする事ばかりでした。

まだまだ、不登校に対して社会の理解はありません。マスコミなどは「そのまま引きこもりになる」とか、「引きこもりになったらなかなか社会復帰できない」とか決めつけのオンパレードです。もっとみんなが安心できるような明るいニュースや、ワクワクするような楽しい話題を提供できないものかと思ってしまいます。まぁ、視聴率は稼げませんよね・・。

大切なのは「うちの子は学校に行かない経験をしている」と見守る事です。皆と違う事は問題ではありません。何もしないというのも経験ですし、毎日ゲームをするというのも経験です。その経験を親が評価した時点で、子どもは自尊心を無くしていきます。自分で決めて自分でやっている事。それを評価せずに尊重してあげる事。それさえできれば、子どもは自分を許し好きになり、人生を自分の足で歩くことを選択していけます。子どもだろうが大人だろうがみんな「幸せになろう」と生きて行きます。その生きる力は誰にでもあります。親が信じて見守る事はその力をより強くします。

日々、色んな人たちが心無い言葉をかけて来るかもしれませんが、理解者は必ずいます。自分に優しく、気持ちが楽になる言葉をくれる人を大切にして頑張ってみて下さいね。

では、今日はこの辺で。

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