ポケモンカードから広がる子どもの世界没頭の邪魔をしない

ポケモンのカード、知ってますか?実はうちの子はそれに夢中で、お年玉もお小遣いも突っ込んでいらないカードはメルカリで売り(お兄ちゃんに手数料を払って頼む)、またその収益で欲しいカードを買ったりしています。私のYoutube撮影場所を提供したところ、「ここはポケカスタジオか?」とみまごう程の要塞ぶり。こんなに没頭できるものに出会って幸せな奴です。

実はそのポケモンカード。隣町のカードショップに行くとバトル大会を毎月開催していて、うちの子も昨夜行ってきました。私は全く興味が無いので、前回は一人で電車に乗って行ってもらいました。今回は、仲間が増え、後輩と一緒に参戦。しかもその親御さんが車を出してくれたので、乗っけて行ってもらったようです。

帰って来てから話を聞くと、「横にも縦にも大きいお兄さんとバトルしてボコボコにやられた。けど、そのお兄さん、怖そうやったけどめっちゃ丁寧な人やった。『どうぞ。』『よし!いきましょう!』とかって敬語使ってくれた。お店の馴染みの店員さんともたくさん話した。後輩を負かした年下の男の子に勝って後輩のかたき討ちをした。」などなど面白い経験談がたくさん出てきました。
カードショップ

昔の私なら、親の監督責任もあるからそんな場所に子どもを一人でやるなんて・・とか、中学生なんだから身分相応の遊びをするべき・・なんて考えていたでしょうね。でも今は子どもの意志を尊重します。「付いてくるな。」と言うので有難く家で留守番させてもらってます。子どもには子どもの世界があって、親に立ち入られるのは嫌な時もあるでしょう。しかも、きっと、その場所ではいい格好して強そうに見せたりして大人と対等でいようと頑張っているのだと思います。せっかく自分で見つけて自分で作った居場所を、親の自己満足だけで壊してしまうのは勿体ないですね。親子の信頼関係があれば、子どもはどんな環境へ行っても「お母さんが悲しむような事」はしないものです。しっかり信じて子どもに旅をさせるのも大切な事です。

実は、私からすると「そんな紙切れにたくさんのお金を費やしてバカバカしい」と言うのが本音です。上の子の時は遊戯王とバトスピでした。それも随分前にヤフオクで売りました。そうなる未来も見えています。では、なぜ私が末っ子のポケモンカード遊びを許すのか。それは、好きな事に夢中になってもいいんだよ・・という勉強をさせるためです。学校では教えてくれない部分です。没頭してどんどんはまり、それによってニッチな人脈を広げ、自分の環境を快適に変えて行く。またそれを続けるために資金調達も自分でする。まるでちっさな会社を経営しているようです。上の子には没頭を許してやれませんでした。TVやゲームに没頭する、部屋中まき散らして遊びに没頭する、漫画に没頭する、色んな事に没頭していたのに、それをことごとく「常識」や「親の価値観」で現実に引き戻してしまっていました。そんな上の子達は、今やっと、自分の好きを探し始めたように思います。

何年かしたら、きっと今の情熱も何かに置き換わっているでしょう。それでいいんです。夢はころころ変わっていい。好きもころころ変わっていい。それによって周りが迷惑だと言うなら、それは周りが付き合いをやめればいい事です。子どもには自分の人生を好きで満たす生き方をして欲しいと思っています。何かに夢中になる事は依存ではなく情熱です。私は好きを追求できる人間になって欲しいと思っています。親の勤めは子どもの没頭の邪魔をしないこと。それだけな気がします。

うちの子は現代の常識をほとんどあてはめずに育てています。なので本当に生意気です。多くの常識的な大人は、彼の事をどうしようもない落ちこぼれ・・と感じるでしょうね。確かに、彼には誰とでも友達になれるコミュニケーション能力と、自分を曲げない頑固さと、好きな事に没頭できる事ぐらいしか能力はありません。多分。
また、頑固なのですぐに先生と対立しますが、友達には寛容でいられるそうです。友達や後輩に受けは良くても、目上の者には気に入られない。現代社会では「社会不適合者」なのかもしれません。会社勤めは無理でしょうね。「ケツの青いひよっこが!何も分からずに!」と言われておしまいです。でも、私はそれでいいと思っています。大人の常識に当てはめない。大人の価値観という枠にはめない。自分を決して殺さず、共通項のある仲間をどんどん見つけて行って欲しいと思っています。

さて、5年後、10年後、彼がどんな大人になっているか楽しみです。その時もまだ好きな事に没頭し続けていてくれたら私の子育ては成功です。人生は没頭した時間が幸せのバロメーターだと思っています。幸せな人生を送ってくれることを願います。

(Visited 11 times, 1 visits today)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です