子どもの集中力を高めたいなら「自分で決める」を認める

■子どもの「自分で決める」を認める

今、子育てをしてる人たちが何を基準に子どもに向かえばいいのか。それは「自分で決める事を認める」に尽きる。日々のあらゆる選択の中で、子ども自身が自分で決める事を何より最優先してあげて欲しい。

人間は一日に何十回と選択して過ごしているそう。小さな選択を繰り返す。それは親も子どもも同じことで、「今日は何を着よう」から始まって、「何を食べよう」「どうしよう」「何から始めよう」「いつまでやろう」。あらゆる行動は選択の結果決まり、その行動に責任を持つ事で成功や失敗を繰り返して学んでる。

その選択を親が決めてしまったら・・考えただけで恐ろしいね。子どもは失敗も成功も「親の責任」「親の功績」として譲ってしまうことになる。「どうせ親が決めるなら」と人生に対する熱意だって奪われてしまう。

教育

■教科書の順番までアドバイスしていた私の失敗

実は、私の子育ては失敗の連続で、子どもを一人の人格として認めてあげていなかった。ランドセルに入れる教科書の順番から、勉強机の配置まで、強制こそしなかったけれどそこに介入しては「こうした方がいいんじゃない?」なんて余計なお節介を発動し続けた。救いは、子どもが反論できたことと、途中で私の間違いに気付けたこと。あのまま暴君ぶりを続けていたら、今頃子ども達は私に寄り付かなくなっていたかもしれない。

■誰かのせいにできる環境は楽だけど楽しくはない

この「自分で決める」という行為は、その子の集中力にも影響する。論理的に考えればわかる話で、自分で決めるという事はまるっぽ主体性。自ら考えて決断し行動することによって、何かの結果が得られる。それは残念な結果かもしれないし、嬉しい結果かもしれない。それでも「自分の成果」である事には変わりないし、経験値が上がった手ごたえは感じるね。
釣り人が狙った獲物をゲットできるように、場所を研究したり潮目を見たり、また、餌について学んだり装備を色々試したりするのは、主体性の賜物であり、全ての結果が自分の責任であるという環境があるから没頭できるんだよ。結果を誰かのせいにできるようならのめり込んで情熱的に試行錯誤なんてできないよね。だって「あの人がこうしろって言ったから」なんて言えてしまうと、面白みや感動は半減してしまう。誰かのせいにできる環境は楽だけど楽しくはないんだよ。

可能性

集中力と言うのは、その対象に主体的に関わって行く事で自動的にスイッチが入るのが分かるよね。「勉強しなさい」という命令では決してそのスイッチは入らない。大人だって同じ。好きでも無い事をやれと命令されて嫌々やっても、集中できる筈はない。

■紙袋に取っ手を付ける作業に没頭したホリエモン

ただ、そこで一つ大きな能力差が生まれる。嫌な事でもやらなければいけない時に、「主体性」を発揮できるかどうかの能力差。それは「我慢」とか「忍耐」では無くて、「自分でルールを決める」という能力なんだよ。

面白い事例があってね、私が今Youtubeで紹介してるホリエモンの談話。ホリエモンはライブドア事件で2年ほど収監されてたらしいんだけど、その時に何をしていたのかと聞かれ
「デパートの紙袋に紙の取っ手を付ける作業をしていた。単純作業なんだけど、いかに効率よく綺麗に生産性を上げるかを試行錯誤するのが楽しかった。」と言う話をしてたんだよ。私はこれがホリエモンの底力なんだと思った。

確かに、そうせざるを得ない状況があって、みんな一様にそれをやってるのだから、ホリエモンだけ凄いという訳では無くて、与えられたものでもゲーム感覚でルールを作り、「いかに早く」「いかに綺麗に」という基準を設ける事で自分を没頭させることができるんだよ。誰かの評価を期待して取り組むのではなく、自分で自分のゴールやルールを決めて取り組むから、楽しめるし没頭できる。ホリエモンが看守さんに褒めてもらったり高評価してもらう事が目的になっていたら、もし褒めてもらえなかったらやる気は無くなってると思う。

■没頭は忍耐力をも凌駕する

実は、この能力こそ子どもに持って欲しいと思ってる親はたくさんいるんじゃないだろうか。「社会に出たら嫌な事でもやらなきゃいけない」「好きな事だけしていても生きていけない」。そう語る大人は多くて、その解決方法として「忍耐力」「根性」が必要なんだよ・・と子ども達に諭してしまう。

でも、その結果、私達大人は心を病み、本当の自分を発掘するのに四苦八苦する現状だよね。我慢から生まれた怒りや不満。でもそれを表に出すのは弱い事として教えられたから、いつまでも弱い自分を責め続ける。本当は弱いんじゃないのにね。

もし、子どもの頃から「自分で決める」を許可されて、多くの選択をすることで経験値を積み、集中することは楽しい、自分でルールを決めて取り組むとしたくない事もゲームのように楽しめる。なんて成功体験をしていたら。また、失敗する事は当たり前の事で、試行錯誤することで大きな感動を味わえるんだと経験していたら。もっと自分に自信を持ち、自分の足で、自分のペースで、人生を歩けていたのかもしれないね。

■親もちゃんと幸せにならなきゃ

子どもに自由をあげること。子どもに選択の権利をあげること。意志を尊重し、余計な介入はしないこと。それが、どれほど子どもの人生を左右するか。いい加減、私達親は真剣に受け止めなきゃいけないね。
確かに、私達大人の中にも「アダルトチルドレン」と呼ばれ、心的に傷を負ってしまった人たちがたくさんいる。親だって決して尊重されて育てられたわけでは無い。だから、子どもと向き合えなかったり、悩みを抱えたり、感情に振り回されたりしてしまう。

だからこそ・・なんだよね。そんな経験をしてきた私達だからこそ、子どもと一緒に人生を楽しまなきゃいけない。「自分で決める」ことを実践して、誰のせいにもしない自分の人生を取り戻さなきゃいけないんだよ。そう、ちゃんと幸せにならなきゃいけない。

自分で決めて、その失敗も成功も試行錯誤の一つと受け止める。また、一歩。また、一歩。色んな事に夢中になれるよう、足を止めずに行動し続ける。そうして、人生が終わる頃には「あ~楽しかったなぁ。一杯失敗したけど面白かったなぁ。」って言えたらいいと思うんだよ。そんな親を見て育つ子どもは、きっと人生を誰かのせいにせずに自分の足で歩ける人間になれるね。「生きる」ことを諦めない人間。親の本当の願いはそこなんじゃないかな。

■分かってるなら今始めよう!

「子どもの意志を尊重しろってのは分かってるんだけどね~。」って言ってるなら、この瞬間からそうしよう(笑)。これはほんとにすぐに実践するべき重要課題だよ。極端に言ったら、通知表がオール1でも自分で人生を開拓できる力があれば何の問題もないからさ。その為には今、主体性を身に付けてもらう。自分で決めて自分で動く。そしてその結果は自分で受け止めてもらう。これこそ人生を楽しむ生きる力になっていく。
子どもの頃の体験は、大人になっても大きく影響する。それは私達大人が身をもって体験してるはず。こんなに自信の無い大人が多いのは子どもの頃の否定や強制があったから。根性論では語れない。
だから、親も子も「主体性」を育てて行こう。今、この瞬間から実践できるよね。子どもにも自分にも「自分で決める」を許してあげて下さいな。

という事で、子どもの意志を尊重することの重要性を語りました。今日も長くなってしまったよ。ほんと、いつも最後まで読んでくれてありがとうございます。
今日はこの辺で終わりますね。では、また明日。

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