学校に行けば行くほど奪われるもの~不登校の優位性を知る

アクティブ・ラーニング(Active learnig)って知ってるかな?もう随分周知されてきたので、ご存知の方も多いかも。

今日は改めてこのアクティブ・ラーニングの凄さをご紹介しようと思うよ。
「そんなのいいよ~。難しいのは勘弁して~。」と言う方。大丈夫!(笑)。簡単に解説するのでご安心を!

■日本も推奨するアクティブ・ラーニング

実は、私も知ったのはまだ2年ほど前で、読書に没頭していた時だったよ。「なんと!そんな素晴らしい教育があるのか!」と衝撃を受けた。ノルウェーなどの教育先進国が取り入れてるスタイルなんだよね。
日本でも、平成29年度の文科省の「新しい学習指導要領の考え方」に、このアクティブ・ラーニングの視点が取り入れられている。国を挙げて、学校教育を変えて行こうとしてる・・という姿勢はうかがえる(笑)。

モンテッソーリ

■開けにくいお菓子の袋

では、そのアクティブ・ラーニングとはどんな内容なのか。それは
『生徒が能動的に考え、学習する教育法』
の事なんだね。(あ、待って!難しくないから(笑))

分かりやすいように例を挙げると、ここに開けにくいお菓子の袋があったとする。その場合

「このお菓子の袋は開けにくい→接着剤が悪い?→材質が悪い?→何を使えば開けやすい?→どんな接着剤がある?→開けやすいのと開けにくいのとでは材質が違う?→どうして企業は開けやすい方を使わない?→コスト?→いくらかかる?→そもそもお菓子の原価っていくら?→・・・」

ポテチ

とまぁ、延々と続いて行くのが主体的な問題への取り組み方だよね。自ら問題を見つけ、それを解決するために仲間と議論したり、探求したりする中で学んで行くもの。
このお菓子の例なら、「接着剤の材料」を知る中で化学的な知識や工業的な知識、更にはコストを考えて行くと、会社の経営や経理的な学びも必要になってくるかもしれない。
こうやって、問題を解決していく中で必要に応じて学んで行くのが、能動的な学びという訳。

■日本人の苦手なディスカッション

そのアクティブ・ラーニングとは実際どんな事をするかと言うと
・グループディスカッション
・ディベート(討論)
・グループ・ワーク
など。
意見を伝える、意見を聞く、そしてその意見を元に深堀して行くというもの。なんだか、日本人は苦手な授業だよね。「主張」することを「我が強い人」、とか、「協調性の無い人」、なんて思う風潮があったからね。今もあるか(笑)。そう思われたくないからみんな大人しくなっちゃうんだもんね。とにかくもめごとが苦手。討論は喧嘩ではないんだけどね。

話し合い

このアクティブ・ラーニングを実践する事で
・主体的な学び
・対話的な学び
・深い学び
が得られると言われている。

■なぜ今アクティブ・ラーニング?

では、なぜ文科省はこのアクティブ・ラーニングを取り入れたのかと言うと

これまで類を見ない程のスピードで社会が変化し、既存組織の手法や前提とした生き方では時代に適応するのが難しい

という事なんだよ。
どういう事かと言うと「今までの学校システムでは、こんなに変化の著しい社会を生き抜く人間は作れない」、とまぁ簡単に言うとそういう事。

肝心なのは「主体性」。なんだよね。
だけど、昨日のYoutubeでもご紹介したように、今の義務教育は子ども達の主体性を奪うようにできている。

■現場の先生は知ってるの?

規則を守れば守るほど、先生に従えば従う程、思考停止して「自分の考え」を押し殺してしまう。言わば「いい子」はできても、「主体性のある子」はできないという恐ろしい状況なんだよね。

ちなみに、私がいい例で、先生や親に認めてもらいたいばかりに一生懸命いい子をして育ってしまった。その結果、50歳を目前にして、ようやく自分を取り戻す事ができたんだからね。ほんと、長い時間かかってしまったよ。

国も一応、アクティブ・ラーニングの重要性やその効果は認めている。なのに、学校は相変わらず旧態依然としている。
以前、学校の先生に「アクティブ・ラーニングご存知ですか?」と聞いたことがあるの。結果は「いえ、何ですか?」と言われてしまった。
こんなもんなんだよ。学校の現場でさえその存在を知らない
これは、先生を責めても仕方ないよね。国が本腰をいれていない証拠なんだから。

失望

■今だからこそ親しかいない

じゃぁ、誰が子どもを「変化の激しい時代を生き抜ける人間に育てるのか」。
親しかいないんだよね。時代が変わる今だからこそ、親が「どんな時代になるのか」「どんな人間なら生き抜いて行けるのか」、そんな事を知って行くしかないんだよ。
学校は今は無理だから。

今は、フリースクールや体験型のワークショップなど、子どもの主体性を育てる場所もできている。一度探してみるのもいいかもね。(ただ、親の押しつけは厳禁ね)
うちなんかは、ほうっておけばやりたい事をどんどん見つけてくれるので、子どもに任せてるよ。意外と、どの子も親さえうるさく言わなければ、勝手にやりたい事にのめり込んで行くものだよ。もし、できるなら、1週間、子どもを好きにさせてみるのもいいと思うよ。きっとお母さんに優しくなる気がする(笑)。

■不登校の優位性は

ワークショップ

最後になったけど、タイトルの回収。
不登校の優位性は「学校に主体性を奪われない」に尽きる。
子どもが自分で決めて自ら行動する事で得られる経験値は、テストでいい点を取る以上に人生を楽しい物にしてくれる。
不登校の子達は、その呪縛から一歩抜け出したんだよね。凄まじい勇気を持って。大人でもなかなか出せない勇気だよ。

子どもは自分を取り戻すために学校へ行かない決断をした。それが弱く見えても苦しそうに見えても、自分で決めて行動を起こした事に変わりはないね。

■あとは親がどう受け取るかだけ

あとは、親自身がどう受け取ってやるかだけ。
「かわいそうに。この子の人生はどうなるんだろう。」と不安な視線を向けるか
「よし!自ら動けるぞ!さぁ、どんどんアクティブ・ラーニングやっておくれ!」とワクワクして見守るか。
それによって、子ども自身の自尊心は雲泥の差になる。

見守る

もう既に国は義務教育の老朽化を認識している。(動きは遅いけど)
名だたる大手企業も求める人材は「主体性を持って問題に取り組める人」となっている。正解が無い時代に、正解を作れる人間が求められる時代なんだよ。

多少、ひねくれてようが、頑固だろうが、協調性が無かろうが、そんなものは行動する中で学んで行くもの。周りに合わせようとせず、その子の存在自体が素晴らしいんだから、そのままを慈しんで見守ってあげて下さいな。

という事で、今回はアクティブ・ラーニングを解説してみました。
ただ、このアクティブ・ラーニングに囚われず、子どもの自ら動くパワーを尊重して、自由な人生に導いてあげてもらえたらと思います。
ほんと、親の仕事は衣食住と安心の提供でいいのかもね(笑)。

では、今日はこの辺で。
今日も最後までお付き合い頂きありがとうございました。
では、また明日。

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