それって本当に子どもを信じて見守ってる?期待とは別物

親が子どもを信じる・・・とはどういうことなのでしょうか?

「あなたなら成功するわよ」「あなたなら立派な大人になるわよ」「あなたはやればできるのよ」
そんな言葉を子どもにかけることでしょうか?

実はこの言葉達は子どもを追いつめる言葉だと言われています。
この言葉達は「成功しなければいけない」「立派な大人にならなければいけない」「できなければいけない」
そんなプレッシャーを与えてしまうのですね。

子どもを信じるとは、もっと日常的で もっと簡単な事です。
今日はそんな子どもを信じるということについて掘り下げてみようと思います。

■信じると期待するは別物

子どもが不登校や引きこもりになった時。その時こそ「親は信じて見守ってあげよう」、と言いますね。
その時の信じるとは

・きっとこの困難も乗り越えてくれる
・この経験を将来に繋げてくれる
・この子は将来大物になる

というものでしょうか?
実は、私は、自分の子が不登校になった時、そんな風に「いつか必ず見返してやる!」と内心考えていました。
「今は落ちこぼれだけど、きっといつか成功して、今、笑っている世間を見返してやるんだ!」そんな風にコンプレックスを原動力に変えているつもりでいました。

でも、正直、違和感でした。憎しみに囚われているのを隠すために強がっている自分がいるように感じていました。
今から振り返ると、心の底には、孤独や悲しみ、不安が一杯になっていたのですね。

「この子さえ成功すれば、今の自分の子育てが間違っていないと立証される。この子さえ立派になれば、自分はいい母親として評価される」
そんな、自分の価値を子どもに委ねていたのです。

だからこそ、「子どもを信じて見守る」事を「「子どもに期待する」にすり替えてしまっていました。
「子どもに期待する」というのは、「いつかこうなってね」と願っているという事です。
それは、「今のあなたはダメだけどね」という大前提があるんですね。

■子どもへの期待は心で密かに・・が可愛い

子どもを信じる、子どもに期待するは全く別物です。

【子どもを信じる】とは・・すべての経験を通して、自分なりの幸せになる人生を模索する力を持っている。
【子どもに期待する】とは・・親の思い描いた夢を叶えてくれるかもしれないと願い、それが叶う事を待つ。

私はこうだと思っています。
本当のところ、親が子どもに期待する事は、ある意味可愛いと思っています。
「うちの子、億万長者にならないかぁ」「スターにならないかなぁ」「オリンピックに出てくれないかなぁ」
そんな夢を抱いたって、何も悪くないと思っています。

ただ、親の夢を子どもに託すのは可哀想ですよね。子どもには子どもの人生があり、自分で選んで決めたいはずです。
親の子どもへの期待は心で密かに抱けばいい。子どもに強要するものではなく、思い描いて楽しむものだと思っています。

■子どもを信じる事は覚悟がいる

思春期

子どもを信じる、子どもに任せる。
そうなった時、親はそれなりの覚悟をしなければいけません。

子どもに振りかかる全ての経験は、子どもが人生を歩く中で支えになってくれるものです。
辛い事も、苦しい事も、孤独も挫折も。その全てを経験しておいで・・と送り出さなくてはいけないからです。

ある人が
「子どもを叱るのは、子供本人と人の命に危険が及ぶ時だけ」
と言われていました。それ以外は、子どもに任せて見守るのだと。
どう考えても力不足。どう見ても困難。きっと失敗するし恥をかく。もしかしたらケガをするかもしれない。そう分かっていても、それを経験することの方が大きな学びになるという事なのだそうです。

挫折して打ちひしがれる子どもを見るのは本当に辛いです。親は心配だし、いてもたってもいられない気持ちになりますね。

でも、そこで子どもを信じる力が必要になります。
「大丈夫。大丈夫。あなたなら大丈夫。」
そう言って背中を撫でてあげるだけで十分です。

その失敗の意味も、その恥ずかしさの後悔も、全てを自分で解釈して、自分の人生に生かしていくことが出来るのが人間です。
大人が答えを出しては、せっかくの経験が学びにはなりませんね。

「失敗は成功の源」
「ピンチこそチャンス」
そんな言葉も、本当は子ども自身が見付けて納得してくれるのが理想です。
親はついつい、子どもを楽にしてあげたくて色んな言葉をかけてしまいますが、本来は何も言わず見守る方がいいんですよね。

「うちの子はどんな解釈をするんだろう?」
そんなワクワクした気持ちで見守ってあげるといいと思います。子どもなりのとっぴな結論も楽しめるぐらいが丁度いいのだと思います。

子どもを信じるとは、期待する事ではなく、学んで成長しているんだと温かく見守る事。
それは親自身の成長でもありますね。
子育ては親育て。親子で納得できる人生にしていきたいものです。

という事で今日はこの辺で。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
ではまた明日ね。

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