正しくて綺麗な言葉はお腹いっぱい~自分の表現を練習する

日本人は圧倒的にアウトプットが少ないと聞いたことがあります。

感じた事、考えた事を自分なりの言葉に変えて表現する機会を持たないそうです。そこには日本人の謙虚さもあいまっていると思いますが、とても勿体ない事だと思います。

ところが、インプットとアウトプットの黄金比率は3:7と言われており、3学んだら7を表現することで記憶の定着や自分なりの解釈に変換することができるそうです。なので、日本人はせっかく学んでもそれを表現しないので、自分なりの芯を持った答えや解釈を持てない状態になりやすいのですね。

■天才に備わる「表現力

アウトプットというのは、何も人に話したり文字を書いたりするだけではありません。
例えば子どもが積み上げるブロックもそうですし、お母さんが作る料理もそうです。自ら考えて何かを生み出せばそれは一つの表現であり、アウトプットになるんですね。

表現力。

実はこの能力は『天才』と呼ばれる人たちには往々にして備わっているそうです。
ニーチェの文章による表現。
スティーブ・ジョブズのスピーチによる表現。
岡本太郎のアートによる表現。
イチローの野球による表現。

何回も何回も表現することに挑戦し、自分の表現を自分の心に思い描いたものに近づけて行く努力をする。表現することの面白さはそこにあるのかもしれません。

■表現は心の解放

今の子ども達。いえ、子ども達だけではなく多くの大人たちも自分を表現できる時代になりました。
何を感じ、どう考えたか。
どんなものに憧れ、どんな事をやりたいのか。それを自由に思い描き表現できる環境になりました。

確かに多くのSNSでは本音の呟きや独自の考え方を発信する人がたくさんいます。
被っていた仮面を取り、本当に思っていることをみんなに知ってもらう事が簡単にできます。きっとそれで救われた人はたくさんいるかと思います。

表現することは心の解放であり、自分自身を認める行為です。間違っていようが的外れだろうが、今の自分を表現することは心が健康でいるためには必要な行動ですよね。

■ハードル、高!!

ただ、その自己表現、いわばアウトプットに自信を持てない人がいます。
何を隠そうこの私もこのブログを書いては消し書いては消しする日があります(笑)。何を書いてもしっくりこず自信が持てない時があります。

振り返るとそんな時は「正しい文章を書こう」と思っている事が多いです。
誰にも指摘されない、誰にも笑われない文章。本屋さんに並んでいるような、校正さんが目を通し編集さんが合格を出したような、販売目的で出版されている本と同じレベルでなければいけなような気持になっているんですね。

我ながら不毛だと思います(笑)。そんな事を目指したらこのブログは閉じるしかなくなってしまいます。

■表現は練習の積み重ね

イチローが何回も素振りをするように、自分が心にあるものを言葉や作品に置き換えて表現するには練習しかありません。
残念ながら、私は本音を話せるような子ども時代を過ごしてきませんでしたので、討論したり意見を戦わせたりすることが苦手です。負けると思う相手には歯向かいませんでしたし、険悪なムードになるのも避けるようにしていました。

でも、今から振り返ると、その意見を交わす時間こそブレない自分を作るために必要だったんだと思います。
穏便に穏便にと、その場を乗り切る技は身につきましたが、大人になってみると、人に流されるブレブレの自分に嫌気がさすようになりました。「本当の自分の考え」というものが見えなくなってしまっていたんですね。

なので、子どもが友達と喧嘩したり、先生に物申す姿勢と言うのは、ある意味自己表現であり、まずは自分の思いを出せているのはいい事なんですね。
その後で、表現方法や伝え方は正しいと思っているかどうか、落ち着いて考えたらどんな選択肢が思いつくのか、そんな対話を持つのがいいと思います。

イチローのように表現は練習の積み重ねです。

■綺麗な言葉はお腹いっぱい

自分の心を自由に表現できる場所。
それはTwitterでもブログでもYouTubeでも何でもいいと思います。勿論、料理でもアートでも仕事でも。
より自分の心に近い表現。正しいではなく正直な表現。それが人間の自由ですね。

私も人のブログ記事を読んだり、YouTubeを聞いたり、また様々な分野の本を読んだりしますが、もう「正しい表現」にはいささか飽きてきたように思います(笑)。

「綺麗な正しさ、綺麗ごと」は溢れかえっていて、少し検索すればいくらでもヒットします。

・人に感謝しよう
・困難も学びに変えよう
・挑戦することこそ人生

などなど。正直、たくさんの人達が声高に発信していて、もう目新しく感じなくなってしまいました。お腹がいっぱいの状態です(笑)。私も熱く語っていた時期がありました・・。

正論

■「正直何言ってるかわかんない」って言いたい

私は無名のブロガーさんや知る人ぞ知るニッチなYouTuberさんが好きです。
肩書やフォロワー数ではなく、なんの気負いもせず自由に表現している人を見ると楽しくなります。

多分、私の予想ですが、これからは自分らしさを楽しんでいる人がますます楽しくなる時代に思います。自分を思う存分表現できる人ですね。
実は私自身そうありたいと思っています。
正しいではなく正直であり続ける事。それこそが人生の最後に「あ~楽しかった!」と言える生き方のように思います。

承認欲求も物欲も金銭欲もありますが、「あって当然だよね~」と自分を許しながら正直な自分を表現していけたらいいなぁと思います。

表現する事。特に自分を正直に表現することに大人は慣れていませんが、これは練習しかありません。
「綺麗な表現」は溢れています。
不器用でも凸凹でもいいので、心により近い言葉や作品で自分を伝えて行く事が、自由であり満足に繋がりますね。

インプットしたらアウトプット。
それは綺麗ごとではなく自分の正直な表現で表していく。
「こんなの無理に決まってるじゃん」「正直何言ってるかわかんない」
私もこんな表現ができるようになりたいです(笑)。

今までの人生でもらった言葉、された態度、読んだ本に聴いた音楽。
全てのインプットの集大成が自分自身です。気楽に表現していきたいですね。

という事で今日はこの辺で。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
また明日ね。

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